額面と手取りの違いは?
給与から引かれる3つ

求人や年収の話に出てくる「額面」と、実際に振り込まれる「手取り」は別物です。 その差は給与から天引きされる社会保険料・所得税・住民税。それぞれの中身を、年収400万円の例で見ていきます。

額面・手取りとは

額面は、社会保険料や税金が引かれる前の支給額(年収・月給)です。求人票や源泉徴収票の「支払金額」がこれにあたります。 手取りは、そこから天引きされるものを引いて、実際に口座へ振り込まれる金額です。

手取りの計算式

手取り = 額面 −(社会保険料 + 所得税 + 住民税)

給与から引かれる3つ

① 社会保険料

健康保険・厚生年金・雇用保険(40歳以上は介護保険も)の本人負担分です。給与のおおむね15%前後で、額面に対して最も大きく引かれることが多い項目です。

② 所得税

その年の所得に対してかかる国の税金です。課税所得が大きいほど高い税率になる累進課税で、復興特別所得税(所得税額×2.1%)も含まれます。

③ 住民税

お住まいの自治体に納める税金です。前年の所得をもとに計算され、おおむね課税所得の10%+均等割(定額)です。新社会人の1年目は住民税が引かれないなど、タイミングのズレがあります。

年収400万円の内訳(例)

項目金額(年間)
額面(年収)4,000,000円
− 社会保険料600,000円
− 所得税80,600円
− 住民税163,000円
= 手取り3,156,400円

※ 40歳未満・標準ケースの概算(社会保険料は本人負担の概算、基礎控除のみ反映、住民税は均等割含む)。月あたりの手取りは約263,000円です。

根拠・出典

国税庁 タックスアンサー No.1410「給与所得控除」/ No.2260「所得税の税率」

復興特別所得税(所得税額 × 2.1%)

住民税(地方税法・各自治体)

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1410.htm

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